2011年06月14日

県内海水浴場の水質、すべて「良好」

 海水浴シーズン本番を前に、県などは13日、県内23カ所の主要海水浴場で行った水質検査の結果について、すべて良好な水質を示す「A」と「AA」だったと発表した。先月3日の白良浜(白浜町)に続き、片男波や浜の宮など和歌山市内5カ所の海水浴場の海開きが7月1日に決定。水質の結果を受け、県観光振興課では「節電の夏になりそうなので、海水浴で暑さをしのいで」と話している。

 水質検査は県環境管理課と和歌山市、白浜町が先月までに実施。大腸菌群の数や、汚れ具合を示すCOD(化学的酸素要求量)、透明度などを調べた結果、いずれも水質は良好で、海水浴に適していると判定された。病原性大腸菌O157も検出されなかった。

 このうち15カ所は最良の「AA」、8カ所が良好の「A」だった。各海水浴場の判定は次の通り。【AA】産湯(日高町)▽里野(すさみ町)▽橋杭(串本町)▽玉の浦、宇久井、那智(那智勝浦町)▽くじら浜(太地町)▽三輪崎(新宮市)▽磯の浦、片男波、新和歌浦(和歌山市)▽椿、江津良、臨海浦、白良浜(白浜町)【A】地ノ島(有田市)▽田辺扇ヶ浜(田辺市)▽すさみ(すさみ町)▽田原(串本町)▽湯川(那智勝浦町)▽加太、浪早、浜の宮(和歌山市)

 また福島第1原発の放射能漏れ事故による放射能被害については、県環境管理課は「大気と水道水について調査しているが問題はない。また海流についても千葉沖などでの調査結果を入手しているが、異常は認められない」としている。



[産経新聞ニュース]より




 このまま、放射能被害が出なければよいのですが、梅雨の季節の中、降水量が多いと心配が残りますね。現状では、まめに水質調査を継続していただき、安心情報を提供し続けていただきたいですね。



   


Posted by icarus at 08:10