2011年05月11日

観光客戻った GWの白浜温泉

 白浜温泉(和歌山県白浜町)のゴールデンウイーク(GW、4月29日~5月8日)は、にぎわいが戻り、東日本大震災以降の落ち込みから回復基調になった。宿泊施設、観光施設の入り込み客は、ともに前年同期より増えたという声が多く、関係者らはひとまず胸をなで下ろしている。

 白浜温泉旅館協同組合がまとめた4月29日~5月5日の加盟21施設の宿泊数は、前年同期比14・8%(4470人)増の約3万4630人。6~8日については集計中だが、ある大手旅館は「6、7日も前年より多く、全体でも前年を上回った」と話す。

 一方、観光施設では「欠航した日があるなど天候の影響が出た」(白浜海底観光船)として前年を下回ったところもあるが、全体ではまずまずの推移となったようだ。

 アドベンチャーワールドは「前年同期より微増。震災以降、自粛している面が多いが、大型連休に限っては存分に楽しもうというお客さんの気持ちが伝わってきた」と話す。

 別の観光施設は「5日までは前年並み。7、8日が良くて全体では微増。震災の影響から考え、前年比1割減程度で収まってくれればと思っていたのでほっとした」という。

 要因については「GWは家族連れが多く、子どもの声に親が後押しされた。自粛ムードの反動もあったのでは」(大手旅館)や「近場で安く、短期間に楽しむという志向が強かったよう。パンダ人気もあった」(観光施設)との見方がある。

 今後の見通しでは「回復基調は実感しているが、まだ先行き不透明感はある。秋ごろにならないとはっきりしないのでは」との見方が強い。

 ある旅館は「これから夏にかけては夫婦やグループ客、団体客が多い。でも予約は少なく、宿泊は今週から一気に減っている。この客層が回復してこないとはっきりいえない」と険しい表情で話す。

 白浜温泉は大震災の影響で3月の宿泊が激減。同旅館協同組合のまとめでは前年同月より約2割減少した。



[紀伊民報ニュース]より



 自粛ムードがゴールデンウィークの人手にどのように影響するかと思っていましたが、意外に観光地を訪れる人たちは多かったようですね。観光地も一安心だったのではないでしょうか?それでも、人の流れは遠出を控える傾向にあったようですから、手放しでは喜べないのかも知れませんね。被災地近辺と影響の少ない地域との格差も相当あったでしょうし・・・。



Posted by icarus at 06:55