2011年01月20日

秋葉山水泳場、建て替え

 老朽化していた和歌山市秋葉町の「秋葉山公園県民水泳場」の建て替え計画を、県が18日発表しました。15年開催の和歌山国体の競泳・水球競技で使う予定で、13年3月の完成を目指すそうです。国際大会の現行基準を満たす屋内温水プールを新たに備える計画です。
 
 施設は、子供用の屋外プール(水深0・3メートル、0・7メートル、0・8メートル)▽25メートルの屋内温水プール(8コース、水深0~1・4メートル)▽50メートルの屋内温水プール(日本水泳連盟公認、10コース、水深0~2メートル)です。観客席は2070あります。
 
 鉄筋コンクリート造り地上2階、地下3階で、屋根の一部には紀州材1100立方メートルを使うそうです。駐車場は地下に229台。総工事費は約96億円で、約半分は国の補助金で賄います。
 
 現在の水泳場は66年に使用開始されました。解体工事は2月から始まり、飛び込みプールはなくなるということです。
 
 仁坂吉伸知事は同日の定例会見で、「健康のためにも使えるし、どんな国際大会でも使える。新しい可能性が広がっていくことになる。素質のある人がいたら和歌山でも水泳選手として大成できる」と述べました。

 国際大会も開催できる新しい施設の完成で、和歌山から世界で戦えるスイマーが育つと良いですね。



Posted by icarus at 08:20