2010年02月25日

三宝柑(さんぽうかん)

もうすぐ三宝柑の取れる時期です!三宝柑とは和歌山県が原産の果物で、「ユズ」と「ダイダイ」の自然交雑種と考えられています。果肉は淡黄色で酸味が少ないミカン類の一種です。ビタミンC、クエン酸、体内でビタミンAになるカロチンも多く含まれます。

江戸時代に徳川御三家、紀州公の和歌山城には、みかんどころにふさわしい秘果があり、ただ1本の原木の果実を三宝の載せて献上したことからと言われています。江戸時代末期までは門外不出の宝果でした。明治時代になって広がり、現在では和歌山の特産果実として紀南から紀中にかけて栽培されていますが質、量とも最高級品は有田郡湯浅町の栖原産と言われています。
平成天皇の即位の礼の際には、シャーベットとして出されました。

三宝柑の特徴ある形と香りは、菓子や料理にも生かされており、和菓子の老舗・廣瀬屋(福島市)は中身をくり抜いた湯浅産の三宝柑に、搾った果汁とゼラチンを入れた「三宝柑ゼリー」を開発されました。産地・湯浅町の旅館「栖原温泉」では三宝柑を容器にした茶わん蒸しが売り物です。

和歌山に訪れた際は、是非お試し下さいik_61


Posted by icarus at 17:23