2010年02月03日

根来寺・不動堂庭園 中世の眺め復元

根来寺(岩出市根来)の不動堂参道脇に、中世の庭園が復元され、不動明王の初縁日となる28日、完成記念の加持が行われた。庭園は、同寺南側の山などとともに来月、国の史跡に追加指定される予定という。

庭園は、広さ1534平方メートル。発掘調査で室町期以前のものとみられる滝や洲浜、岩組が見つかった。昨年夏から、京都の庭師を招き、木を除いたり、砂利を加えたりして、当時の姿を再現した。平安時代から、修業の道だった葛城山への入り口にあたり、庭園はその自然を表現している。

この日は、中村元信寺務長らが庭開きとして「願わくば参詣者の安らぎと癒やしの空間に」と述べ、般若心経を唱えた。毎月、不動明王の縁日に同寺を訪れるという和歌山市砂山南3、無職杉本和彦さん(63)は「きれいになって心が和みます。これから四季折々の景色が楽しみです」と話していた。

【読売新聞】
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日本庭園大好きです!ik_48 春の桜の景色が待ち遠しいです!ik_14


Posted by icarus at 16:37