2009年04月24日

果樹王国とは??

果樹王国(かじゅおうこく)とは、特に果樹の栽培が盛んな地域に対して名乗っている俗称です。他府県の人から賞賛の意を込めて与えられた称号というよりも、自治体や関連農協、観光協会などが自らブランド力を高め、対外に発信するPR目的でそのように名乗っている感があります。

王国と名乗ることからミクロ単位の行政区より、マクロ単位の都道府県に冠されることが多くなっていて、特に和歌山県、山形県、山梨県が果樹王国の代表格で、全国的にその名を発信し、ブランド力を高めています。他の自治体では福島県、長野県、青森県なども名乗ることがあって、いずれも果樹栽培が盛んな自治体となっています。

もっとも、和歌山県や山梨県は農地に対する水田や畑の比率が非常に低く、相対的に農作物作付面積、農作物生産量、農業出荷額に占める果樹の比率が高いのです。ちなみに和歌山県の場合は全国で唯一、50%を超過しています。

そのため、果樹栽培に比重がかかり、農協などで品種改良、新ブランドの育成などに注力する傾向が強いことが、王国の地盤を支える礎となっているのです。一方、同じく果樹栽培が盛んな山形県は庄内地方などを中心に稲作も盛んであるため、比率は相対的に低くなっています。

近年では東根市、南アルプス市など、市町村単位の自治体がPR目的で名乗ることも多くなっています。なお、果樹比率が極端に低い自治体は滋賀県、富山県、福井県であり、これらの自治体は水田面積が9割以上を占めています。



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Posted by icarus at 18:01 │日記